「読書記録」ではなく、「安心感の研究」です。
暖淡堂は太宰治さんの「津軽」が大好きで、何度も繰り返し読んでいます。
ここ数年は決まって夏になると読みたくなります。
で、今年も先週の半ばに読みたくなり、今回はゆっくり読み返しました。
ストーリーの流れは頭に入っているのですが、それでも、ああ、こういうことが書かれているのか、と改めて気づくことがたくさんありますね。
今回は、津軽の歴史、特に蝦夷と津軽についての部分を面白く読みました。
昨年から今年にかけて、数冊、蝦夷に関係する本を読んでいたので、その内容を思い出しながら文章を味わいました。
「津軽」を一番初めに読んだのは大学生の頃。
祖母が亡くなった頃に、太宰治さんの作品を集中的に読んでいました。
そんな中の一冊でした。
祖母は明治42年生まれ。
同じ時間を生きていた人たちだったのだと思いながら、読み進めていました。
皆さんは、何度も繰り返し読んでいる本はありますか。
暖淡堂の書棚にある本は、ほとんどが数回読んだものばかりです。
決まった季節に読むものもあります。
書棚の本は、何度も手に取ることで、しっかりと自分の一部になっていっているように感じています。
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学生の頃、青森を旅行したことがあります。
昼食のために入ったラーメン屋さんのおばあちゃんとのコミュニケーションに苦労したことを覚えています。
北海道からほんの少し出ただけで言葉が通じなくなる。
そんなことを経験できました。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
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