ここ数年、読み慣れない作者の本には手が伸びませんでした。どうしても馴染みの作家の本ばかり読んでいました。
太宰治の「津軽」はもう10回位読んだし、芥川龍之介の「河童」や「歯車なども同じくらい読んでいると思います。
椎名誠さんの本は、どれも最低3回は読んでいます。
同じ本を何度読んだとしても、その度に新しい発見があるし、面白い本は面白い。
世界観にも馴染みができるので、本を手に取るときの不安感がない。それでついつい読み返したりします。
普段読まない作者の本は、手が出しにくいですね。
本を買う時にはなおさら。
でも、最近感じるのです。
書店や図書館にたくさんの本があるのに、知っている作者の本だけ読んでいていいのか、と。
あの本の山の中には、今まで読んだことのない新しい世界がたくさんあるのではないか。それを知らずにいるのはもったいないではないか、と。
で、先週、ためしに図書館の文芸コーナーの「あ」で始まる作者のコーナーから、今まであまり読んだことのない人の書いた本を選んで借りてみました。
その一冊目が、とても面白いものでした。
その本については、あらためて紹介します。
また、今は「あ」ですが、引き続き五十音の最期まで続けてみたいなと思っています。
これで50代後半の読書がいっそう充実したものになりそうです。
そうだ、図書館いこう
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