エンディングノート、準備されていますか?
まだまだ自分は、死ぬことなんて考えていない。
そんな人がほとんどでしょう。
でも、人はいつか必ず死にます。
それも、自分で予定など立てられません。
自分が死んだあと、家族が困らないように、できる準備をしておきましょう。
その第一歩になるのがエンディングノートです。
今回、この本を読んで学んだのは以下になります。
エンディングノートを書くのは自分のため
本田さんの本では、エンディングノートの重要な部分は自分史であるといいます。一緒に暮らしていた家族も、本人がどのように生きてきたのか知らないことがたくさんあります。それを書いておくと、本人がどのように考えるのかが想像しやすくなり、遺志を継ぐための助けになります。また、自分のこれまでを振り返ることによって、残された日々をどう生きるのかの指針も立ちやすくなります。エンデイングノートを書いてみることで、自分のこれまでをぜひ振り返ってみましょう。
エンディングノートは2冊作る
エンディングノートは2冊作ることが勧められています。1冊は家族と共有する内容。自分が急に倒れたときにどうしてもらいたいのか。脳死状態になったら、延命処置はどうするのか。墓や遺骨はどうするのかなど、家族に事前に遺志を伝えておくと、家族も楽になるような内容を書いておきます。もう1冊には遺産として引き継がれるもの、PCの処分やパスワードなど、本人が亡くなったあと家族が必要になる情報を書きます。これを書いたエンディングノートは、本人が亡くなるまでは家族に見られない方がよいものです。自分だけがわかる場所にしまっておきましょう。
エンディングノートは遺言が実行されるためのサポート
エンディングノートと一緒に、遺書を書くことも勧められています。その遺書の存在を家族に知ってもらうためにもエンディングノートが必要になります。どのような思いで遺書を書き遺したのか、それをエンディングノートに書いておくことで、遺書の内容が家族に受け入れられやすくなるものです。
本田桂子 エンディングノートのすすめ
自分のため、家族のために残すもの
自分のこれまでの暮らしを振り返ることは、これからを充実させるために有効な方法ですね。
暖淡堂も自分史を小説風に書いてみています。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。