こんにちは、暖淡堂です。
アリスⅣ以降のアルバムへの思い入れが強すぎて、その直前のアリスⅢに対する評価が微妙だったのですが、この「走馬燈」は好きでした。
アリスの曲としての、一つの完成形のような気がします。
特に堀内さんの声が、細めのファルセットから地声のシャウトに近いものまで、自由自在に散りばめられています。
谷村さんのバックアップも柔軟で、重なると、倍音の多い深みのあるコーラスになっています。
中学生や高校生の頃、この二人の声を聞きながら、憧れていました。
毎日ギターを弾きながら歌っていた頃は、それなりに声も出ていました。
それでも、そもそもの声の違いの差は埋められませんね。
自分の声の限界も感じ続けていました。
このお二人の声は、大人の声なんだろうなと、ずっと思っていました。
この曲を聴いて、スリーフィンガー奏法を練習し始めました。
それまでは、速いアルペジオで誤魔化していましたが、ちゃんとやらないといけないなと思ったのもこの頃です。
結局は、我流の、変則的なものになってしまいましたが。
夏の歌ですが、一年を振り返りながら、お楽しみください。
走馬燈 アリスⅢ らしさの際立つ曲
僕の中のアリスⅢは、この曲のイメージです。
静かな夏の終わりの感じです。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
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