こんにちは、暖淡堂です。
夢枕獏さんの作品のファンは多いですね。
面白い作品をたくさん書かれています。
シリーズものも面白いです。
「陰陽師」の一連の作品はあっという間に読んでしまいました。
「宿神」や「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」などもほぼ一気読み。
なので、夢枕獏さんのシリーズものは、最初の巻に手を伸ばす時には、それなりの覚悟が必要です(?)
で、ついに手を出してしまった。
「キマイラ」。
最初から引き込まれます。
始まり方がちょっとだけ平井和正さんの「狼男」(ヤングの方)に雰囲気が似ています。
が、その後の奇想天外な展開、登場人物の魅力など、夢枕獏ワールド炸裂。
この第1巻を読んだ後、じつはすぐに第2巻を読んでしまいました。そして第3巻…
この「キマイラ」がとても面白い個人的な理由もあります。
第1巻の物語の舞台が、大体小田原周辺から新宿、川崎のあたり。
ほぼ僕の行動圏、生活圏です。
出てくる情景の説明が、とてもよくわかります。
小田原城周辺の様子も、何度か実際に行ったことがあるので、大体雰囲気がつかめます。
そんなこんなで、「キマイラ」、読み続けています。
ワクワクして、ちょっとだけ懐かしいものに触れたい方、この「キマイラ」のシリーズ、お勧めです。
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価格:847円 |
「キマイラ1」 夢枕獏
我慢していたけど、ついに読み始めてしまった…
今度の年末年始は、きっと「キマイラ」を積み上げて読み耽っていると思います。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
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