こんにちは、暖淡堂です。
2022年2月17日時点での暖淡堂書房の書籍一覧になります。
書籍の新規追加はありません。
易経の卦辞と新井白蛾「易学小筌」の卦辞の比較を書いた書籍の準備中です。
以下のリストにある書籍はいずれもAmazon Kindleの電子書籍として販売中です。
易経、漢文関連
新井白蛾「易学小筌」
江戸時代に出版されたベストセラーの現代訳。
易経の入門書として人気がありました。
易の卦辞を儒学者新井白蛾が独自に解釈、説明しています。
文章はおみくじを読んでいるような感じ。
いくつかの占筮法も紹介してあります。
易占いにご関心のある方にはお勧めです。
古典を読む 易
易経の六十四卦の卦辞の解説です。
中国の古代史(殷周革命当時)や漢文とはなにかについても説明しています。
易占いを自分でしてみたい方の参考に、いくつかの占筮法も紹介しました。
易暮し ー占筮法ハンドブックー
自分で卦を立て、自分のために占いたい人のための入門用占筮法ハンドブックです。
古典の「易」の書物を読み、得られた卦の意味を考えながら生活することは
心豊かな、落ち着きのある暮しを手に入れる方法の一つとなります。
簡単に入手できる道具から、簡便な占筮法なども紹介しました。
改訂版では、難読漢字へのルビも振りました。
管子四篇
中国の古典「管子」の中の「心術上」、「心術下」、「白心」、「内業」の四篇の原文、読み下し文、現代訳になります。
この世の中で人がどのように生きていくか。
それは古代から現代までずっと続いて来た問題です。
管子四篇は人に道とともにあることを説いています。
それは老荘思想、あるいは黄老思想の源流にあたるともいえます。
老荘思想の背景や、その実践について知りたい方、是非ご一読ください。
漢文読解のトレーニングにも好適です。
Kindle版、ペーパーバック版いずれも販売中です。
現代訳管子四篇:黄老思想の源流
管子四篇の現代訳部分を再編集しました。
思想部分を理解されたい方、こちらをご一読ください。
覇王の佐: 宰相管仲
中国古代の名宰相と呼ばれる管仲。
彼の活躍した時代の解説と、管仲自身の文章と考えられているものの現代訳を紹介しました。
社会や組織の中での生き方、特にリーダーシップについて参考になる考え方を探している人に好適です。
小説、エッセイ、詩集
沙河
舞台は炭鉱で採掘された石炭と石狩川の水を利用した化学工場を中心に発展した小都市。
北海道入植者の系譜につらなる家庭に生まれた少年は、そこで、多感な少年時代を過ごし、成長した。
高度経済成長期に続く昭和40年代、50年代。
時代が大きく変わり続ける中、少年はやがて家を離れて一人きりで生きていくための心の準備を始める。
猫は一度目の一度切りを生きている
眠れない夜を過ごされることがあるかと思います。
そんな夜をどのように乗り切っているのか、筆者自身の経験が記録されています。
似たようなことがあっても、それは同じことが繰り返されているわけではない。
それに、過去と同じことがまったく同じように起こるということもない。
そんなことはないのだ。そう気づくことで、何かが乗り越えられる。
そう筆者はいいます。
腐朽船群
遠くからの航海の末辿り着いた岸辺で、置き去りにされてしまった船が腐り、崩れていく。
そんな光景に触発されて、詩人は詩を新たに書き始めました。
各編の冒頭にそれぞれ散文詩が置かれています。
それらを縦糸に、それに続く作品群を横糸にして編み上げた詩集。
この作品群を読み終えるとき、現代の生活では見つけられないものの後姿を目撃するかもしれません。
【暖淡堂書房の書籍一覧】2022年2月18日現在
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