こんにちは、暖淡堂です。
あるとき、ふと、雨が降ると地震がよく起こるなあ、と思ったことがあります。
その反対に、地震があると、そのあと雨が降るなあ、って。
まあ、それぞれ、記憶に残りやすい部分がつながっているだけなのかもしれないなあ、って思っていたのですが。
どうも、地震と雨の関係は「ある」かもしれないようです。
そんな論文を見つけてしまいました。
この論文のまとめの部分から少し引用します。
(a)西南日本内帯の地震は春と秋に多く、月別頻度の山は大きい地震ほど早い時期に現れる。
(b)これらの分布のパターンは、月別降水量の変化率とよく似ている。
(c)乾燥期の直後の降雨や増水とともに地震活動が始まる場合が多い。
(d)地震発生の3〜5日前に顕著な降雨がある場合が多い。
(e)降雨後破砕帯に異常な動きが現れると、地震活動が活発化する。
「降雨と地震発生との関係について」尾池和夫、京大防災研究所年報、第20号B-1(昭52.4、p35
ざっと斜め読みしたのですが、激しい降雨があった場所で、その少しあとに地震が起こるということが多いようです。
論文では、図を使って説明されています。
で、そう言われると、確かに地震の前に雨が降るというのが多い気がします。
ただの雨だけではなく、台風なんかもあったりして。
僕は時々冗談で「雨で湿らせて置いてから揺するのかな」なんて言ったりしていました。
最近、関東でも地震が続いていますね。
大きな被害が出ないといいなと願っています。
*☺☺☺☺☺*
使う時が来なければいいのですが…
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