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こんにちは、暖淡堂です。
八卦の説明を続けています。
今回は巽。二本の陽爻の下に陰爻が一本。
これは風のイメージです。あるいは竹や木。
風には決まった形がなく、それゆえにどのような所へも入りこんだり、どんな遠くへも行くことができます。
考えや意見が人々の間に広まったりするイメージもあります。
力んで自分の言うことを聞かせようとしたり、大きな声で振り向かせるよりも、柔らかく伝わる言葉の方が説得力があったりしますねよね。
新井白蛾の説明を読んでみましょう。
巽 新井白蛾「易学小筌」
巽(そん) 風 五 相遇相離の意
巽は入である、一陰が二陽の下に入っている。
鶏〔身を伏して声を天気重陽の外に出すという意味〕、山林中の禽虫、鸛(かん)〔これは鶴に似た鳥で雨が降り出しそうなときに啼く。初陰に感ずることを意味する〕、蛇、羽毛
香臭物、工功(たくみなる)の器〔すべて細工あるもの〕
竹木、長いもの、真っ直ぐなもの、高いもの〔以上は風の性は長く直であり、木の性は上り昇るところからの意味である〕
草木、花園、茂秀のところ、楊柳〔上のほうが茂るという意味〕
扇(おうぎ)、團(うちわ)、鏡、袋
長女、秀士、僧尼、智ある人、髪の少ない人、額の広い人〔髪は陰血に属す、この卦は陽が上に盛んであるので髪の少ないことと解釈する〕
進み退いて結果なし、皆定まらないという意味
肱(ひじ)、股(もも)、氣
病は中風、積(しゃく)、痞(つかえ)、風邪
食物は山林の味、蔬菓、酸っぱい味のもの
利欲の意味とする
色は青、緑、または潔白
簡単な卦の立て方は以下をご参照ください。
ご自身で占われる際の手順などもっと知りたくなりましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。
引き続きどうぞご贔屓に。
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