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こんにちは、暖淡堂です。
易は占いで、コイン三枚あればすぐに始められます。
これを擲銭法といいます。
もっと簡単な方法もあります。
手製のカード(八卦を書いたカードを二組)で卦を得る方法は以下のテキストで説明しています。
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得られた卦の意味も、テキストにわかりやすく解説されていますので、それを読むことで占いは成立します。
ただ、その意味は、占う人へのメッセージであり、占った人が求めていた解答を直接与えてくれるわけではありません。
これは他の占いでも同じですね。
易の占いのメッセージを読み解くために、必要になる知識を身につけて行きましょう。
今回は、易の始めの一歩、陰と陽です。
易の第一歩は陰と陽
上の図にあるように、陽爻は一本の線、陰爻は真ん中の切れた線で表されます。
これらは二つのものの関係で理解されることがあります。
例をいくつかあげますと
- 陰ー陽
- 女性ー男性
- 母性ー父性
- 月ー太陽
- 大地ー天
- 暗ー明
などですね。
暖淡堂は、陽爻を剛爻、陰爻を柔爻とも呼ぶことから、陽は折れ曲がらないくらいに硬い木の枝、陰は真ん中で折れ曲がった木の枝ではないかと思っています。
昔の人が、思い悩みながら林の中を歩いていた。ふと思いついて木の枝を拾って折り曲げようとした。それが思いがけず硬く、曲げることができなかった。
それで、思い悩んでいることに対し、強い態度で立ち向かおうとした。その結果、自分の望みが叶う形でも問題が解決された。そんなストーリーが思い浮かびます。
陰は陽の逆で、曲げてみたら柔らかく曲がった。それで柔軟な態度をとろうと決めた。それが普遍化されて占いになった。それが易の始まりかもしれません。
もう少し複雑なことの答えを求めて、枝を三本曲げてみると易の基本の八卦が得られます。この八卦は、いろいろなメッセージを読み取ることができます。
八卦は伏羲氏が考え出したものといわれていますね。
さらに詳しい答えが欲しくなった時に、八卦を二つ重ねて六十四卦を得るようになった。そのように発展してきたのではないでしょうか。
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