こんにちは、暖淡堂です。
今回の本は「ちょこっとズボラな老後のすすめ」。ポイントは「ちょこっと」というところ。ちょっとだけ手抜きをしましょうね、というすすめです。だらしなくなってはいけません。
今回の読書で面白いと思った点は以下になります。
ときには心のおもむくままに
ふと「お酒が飲みたいなあ」とか「身体を動かしたいなあ」と思うことがあります。これらは自分でも気づかないうちにストレスがかかっていて、それを解消しようとする反応が起こっているため。「〇〇を食べたいなあ」、「どこかに行きたいなあ」なんていうのもそうかもしれません。
そんなときは、我慢せずにやってしまいましょう。もちろん周囲に迷惑をかけない、反社会的な行動にならない、などの条件はつきますが。
食事の時間をずらす
時間が自由なのですから、レストランに行くときも混み合った時間を避けましょう。ゆったりと食事ができます。毎日3食決まった時間に食べなくてもOK。
時間を決めて食事をするというのは、場合によっては身体に負担をかけていることもあります。お腹が空いていないのに、時間だから食事をする、なんていうのは現役の頃だけでいいですよね。お腹が空いていなければ、空いてから食べるので十分です。
行政サービス利用を遠慮しない
定年後の暮らしでは、収入が減っています。安く利用できる行政サービスをもっと活用しましょう。市町村の体育館にはトレーニングジムを併設しているところがあって、運動できるだけではなく、健康指導をしてくれるところもあります。図書館はタダで本が読めます。暑い日、寒い日を快適に過ごすこともできます。
その他にもさまざまな助成制度、給付制度などがあります。遠慮せずにどんどん使いましょう。
面倒な頼まれごとを引き受けない
他人のために駆け回るような生き方もしなくていいです。サラリとかわしましょう。断る理由は曖昧でいいです。自分はそれをする能力がない、とか、そんな頼みごとをするようではだめだ、みたいに、自分か相手のどちらかを責めるような断り方は不要です。
もうちょっと曖昧に、「ちょっと忘れやすくて…」みたいな感じで。相手も「ああ、この人では無理かな…」と思ってもらえるといいかもしれません。
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もう十分頑張ったのだから、もうズボラくらいがちょうどいいのですね。
ズボラと自分で思っても、そのレベルが他の人よりも十分力の入った生き方になってしまう人もいるかもしれません。
そんな人こそ、長生きのために、もっともっとズボラになりましょう。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
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