身がひきしまる思いです。
黒川さんには「妻のトリセツ」という本もあって、そちらも話題になっていましたが、未読です。機会があれば読んでみたいと思っています。
今回は「夫のトリセツ」。
取り扱われるものとしてふさわしいタシナミを身につけておきたいと思います。
この先も、長く一緒に過ごすのですから。
この本で知ったことは以下になります。
男性の脳と女性の脳はそもそも違う
男性は狩猟をする、外敵から身内を守るなどの役割を果たすべく、脳をそのように作り上げてきました。一方の女性は、子供を守り育てるため、身の回り半径3メートルの範囲で能力を発揮できるように脳がチューニングされています。
男性がいつも遠くを見ていて、女性がいつも自分の周囲で起こることに注意を向けているのも、この脳の働きの違いによります。この違いをしっかりと理解することが、夫婦がともに生きていくための起点になります。
夫に役割をあたえる
夫婦が子育てを終わった後も仲良く一緒に暮らしていくための秘訣。それは、妻が夫に役割をあたえること。それも頼るように、甘えるように。夫にしてみると、自分がいないと生きていけない妻を守るというのが自分自身の存在感を確かめるための要因になる。それを妻の側から戦略的に示すといいです。「なんだ、こんなこともできないのか」などといいながらも、嬉々としてその役目を果たそうとするでしょう。
カサンドラ症候群
アスペルガー症候群、あるいは発達障害という言葉を最近よく耳にするようになりました。これらの傾向がある人は、他人との共感が得意ではないようです。あるいはコミュニケーションがうまくとれない。このような傾向のある人を夫にもった妻は、いつもストレスを感じていて、やがて慢性的な疲労感、不眠症などに苦しみます。
このような症状をカサンドラ症候群というようです。有効な対策はまだないようで、さしあたってはそのような状態になっていることを自分が理解すること。周囲もそのような状況になっていることに気づくことが大事です。
黒川伊保子 「夫のトリセツ」
取り扱われるもののタシナミとして
夫のタシナミとして。
男の脳の能力として言われていることは最低限機能させないと…
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。