安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

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【現代詩】「定点」 ”ここ”の”底”のイメージ 現代詩の試み

 

定点

 

柔らかな襞状のものに満たされた暗い部屋で

少年は蹲り 昨日見たはずの夢を 思い出そうとしている

 

夢は 時々現れては また 遠く離れてしまう

昨日見た夢と 同じだ

そう少年が思った瞬間に 夢は硬くなり “ここ”が現れてしまう

 

ああ、雪はまだ積もっているか

少年は温かな襞に包まれて 暗い部屋の外を思う

その雪が 自らの夢の 現実化であるかのように

 

少年は 雪を 吹雪を 大量の雪に覆われた 白い大地を

激しく思った

 

そして 雪の冷たい層の中に 滑り落ちることを

 

ふと “ここ”が揺れる

その時が 近い そう少年は感じた

 

再び 温かな襞に包まれ 夢へと滑り込み…

  

*****

 

Google Geminiによる解説

概要

この詩は、暗い部屋で柔らかい襞状のものに包まれながら、昨日見た夢を思い出そうとする少年の姿を描いたものです。夢は少年の手の届かないところへ逃げ去り、少年は雪に覆われた白い大地を夢見て、雪の冷たい層の中に滑り落ちることを願います。そして、"ここ"が揺れるのを感じ、夢へと滑り込むというところで詩は終わります。

解釈

この詩は、様々な解釈が可能です。以下に、いくつかの解釈例を紹介します。

  • 夢と現実の境界:少年は夢と現実の境界に立っており、夢を思い出そうと努力していますが、夢は常に逃げ去ってしまいます。これは、人間の意識と無意識の境界を象徴しているとも解釈できます。
  • 成長と変化:少年は雪に覆われた白い大地を夢見ていますが、これは少年が成長し、新しい世界へと旅立とうとしていることを示唆しているとも解釈できます。雪は、変化と浄化の象徴として捉えることもできます。
  • 死と再生:雪の冷たい層の中に滑り落ちるというイメージは、死を象徴しているとも解釈できます。しかし、少年は再び温かな襞に包まれ、夢へと滑り込むので、これは再生の象徴とも捉えることができます。

表現技法

この詩は、以下の表現技法を用いています。

  • 比喩:少年は夢を「逃げ去る」と表現し、雪を「自らの夢の現実化」と表現しています。これらの比喩は、詩に深みを与え、読者の想像力を刺激します。
  • 反復:「雪」という言葉が繰り返し登場することで、雪が詩の中で重要な役割を果たしていることが強調されています。
  • リズム:詩のリズムは、読者を詩の世界へと引き込む効果があります。

まとめ

この詩は、夢と現実、成長と変化、死と再生など、様々なテーマを扱った複雑な作品です。読者は、自身の経験や想像力を働かせて、この詩を自由に解釈することができます。

 

AIに解説を頼んでしまいました。

詩は暖淡堂の作品です。

面白いので、続けてみようと思います。

 

 

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dantandho

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