安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

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2023-09-27から1日間の記事一覧

【現代詩】「坑 道」 燃え上がるボタ山のイメージ 現代詩の試み

坑 道 餓えた男達は、黒く硬い層を噛み砕き、食らいながら掘り進む。 もう何年も眠らずに掘り続けたが、満たされることはなく、不意に襲いかかる「希薄さ」に、頼りなく窒息してしまう。 (…とろりとした脂に満ちた坑道と… (…巨大なボタ山をいくつも残し… …

「春の夜の 夢ばかりなる 手枕に」 周防内侍 ひとときの戯れを詠う

百人一首第67番目の歌の作者は周防内侍すおうのないしです。 女房三十六歌仙の一人です。 今回は周防内侍について紹介します。 周防内侍とは 生年1037年頃、没年1110年頃。 平安時代後期の人で、本名は平仲子たいらのちゅうし。 桓武平氏につらなる人でした…

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