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神田の古書店「松雲堂」の店先の台に積まれていたのを掘り出して購入しました。
200円でした。
(松雲堂、最近シャッター閉まったままですね。心無い貼り紙がされていたりして。色々と寂しいです。)
そこで買った「易学小筌」、表紙に虫食いの穴がたくさんあって、その内側に新聞紙がみえています。
明治の頃は、古新聞を束ねて厚紙を作ったようです。古新聞の部分を読んでみたい気もしてきますね。明治の新聞なので。
全体にボロボロだったので、嫁さんにトレーシングペーパーでカバーを作ってもらいました。そのおかげで、だいぶん扱いやすくなっています。
この本自体は明治23年(1890年)の発行ですが、この版自体は文化2年(1805年)。
今から200年以上前のことです。
その頃には新井白蛾は寛政4年(1792年)に亡くなっていますので、後の人が発行したものになりますね。
神田の古書店では、新井白蛾の「易学小筌」は、しばしば目にします。
家にあるものよりも状態のいいものばかりなので、心が動きますが、まだどれも買っていません。
家にあるものへの愛着が増していますので。
国会図書館のデジタルライブラリーにも「易学小筌」は収録されています。
原文はそちらでも確認が可能です。
(新井白蛾「易学小筌」明治23年10月訂正出版、積善館)
新井白蛾「易学小筌」 我が家にある本
上で紹介した本の現代訳です。Kindleで読むことができます。
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