安心感の研究 by 暖淡堂

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2010年11月中旬 タイで日本語の本を買う【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】

 

タイで暮らすようになって、10ヶ月以上過ぎた2010年11月中旬頃のこと。

日本語の本を買える場所をいくつか見つけていた。

 

シラチャの街中にあったロビンソンには、小さいが日本の本を売るお店があった。

置いてある本の数が少なかったが、日本語の背表紙のならんだ書棚を見ると、嬉しくなった。

そのお店にはよく行ったが、帰国するまで一度も買うことはなかった。

 

バンコクのフジスーパー1号店が入る建物の中にも、日本の本を売っているお店があった。

こはちょっと広かったが、ここでも買うことはなかった。

僕がタイに住んでいた当時、このお店には、日本の古いコミックを現地で製本したと思われるものが並んでいた。

ドラえもんや、水木しげる永井豪などの作品があったように思う。

装丁や中の紙質などが日本のものとは違う感じだった。

欲しかったが、帰国時、税関でゴタゴタすると嫌だったので、お店での立ち読みだけにしておいた。

 

バンコクには紀伊國屋書店があった。

当時のエンポリアムの中にあった紀伊國屋書店は、洋書が中心。

そこで、老子や禅関連の書籍、その他、読みやすそうな本を数冊買った。

伊勢丹にあった紀伊国屋書店は日本の本がたくさんあった。

それでも、日本国内にある書店に比べると小さかったが。

本は高かった。

当時は円高だったせいもあるだろう。

ものによっては日本で買う値段の1.5倍から2倍くらいはした。

当時のレートは、大体1円=3バーツくらいだった。

今手元に残っている書籍の値段で見ると、定価800円(税抜)の岩波文庫の「論語」が415バーツだった。

大体1,250円。

それでも、タイにいて日本語の本が買えるのが、とても安心だった。

 

 

シラチャに暮らしている間、ときどき行ったのが古本屋さん。

通っていた床屋さんのある通り沿いにある。

ちなみに、床屋さんは100バーツ。

大体300円。

現地の人に聞くと、それでも外国人価格だという。

日本語は通じないので、お店に入って「サワッディーカップ」、「コップンカップ」と言うだけだったが、それなりに散髪してくれた。

 

それはそれとして。

古本屋さん。

一階と二階のフロアに古本がそれなりの数並んでいた。

日本人駐在員の家族が持ってきた本が売られているようだった。

現地で働く管理職の人が読んだと思われる本が、二階のフロアにたくさんあった。

僕は、そこで数冊買った。

タイの職場に置いてきたが、「EQ」の本は当時、とても参考になった。

僕の後任の人にも読んでもらおうと思ったが、その人にとっては、ただの邪魔物のような雰囲気で、僕が残していった本だとは言い出せなかった。

 

11月下旬は、ロイカトン。

娘が日本人学校で作ってきた飾りを、シラチャのスカパープ公園の海岸に行って、流した。

その週末の夜に、当時暮らしていたサービスアパートのグループのホテルで秋祭りが行われた。

家族で出かけた。

屋台が出ていて、人が多く、ゲームなども行われてとても楽しめた。

妻や娘も楽しんでいたようだ。

 

 

 

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