2002年の5月。当時の日記をみると、とても休みたがっていました。疲れが溜まっていたのでしょう。
結婚して2年、子供が産まれてから1年、職場の中での位置付けも大きく変わった頃でした。
あちらこちらに出張し始めたのもこの頃。いろんな人たちとの出会いを介して、自分の生き方を変えようとしていたのだろうと思います。
北海道から九州まで、一緒に働いていたメンバーを巻き込んで、出かけていました。
動き回っている時は、なんとか勢いで凌げていたのでしょうけど、週末など、動きが止まった時には、改めて動き始めるために大きなエネルギーが必要だったのかもしれません。
休みの日の日記に「休みたい」と書かれています。
この頃、ジル・ドゥルーズの「差異と反復」を読み直しています。何度目だったのでしょう。この本は本当に何度も読み直しています。
日記には、この本からの抜書きがたくさんみられます。
ところどころに「目が疲れた」とも書かれています。
ずいぶんと集中して読んでいたみたいです。
土曜美術社出版販売の「詩と思想」という雑誌が主催している研究会に参加していた時期でした。
月に一回、週末に神楽坂にあった会館で行われていました。
参加者の年代の幅は広く、作風も多様で、毎回とても楽しく過ごせました。
研究会の後は有志での懇親会。
これも和気藹々としていて、素晴らしい会になっていました。
月に一作品、この会に提出するのに結構苦労していましたね。
それでも、参加者からコメントをいただけるので、それを励みに創作を続けていました。
2年ほど続けて参加していましたが、山口県への転勤で中断。
「詩と思想」で書評を1年ほどさせていただきましたが、それもタイへの転勤で継続辞退。
いつかまた、皆さんと再会できたらと思っています。
なんだかとても休みたがっていた
創作にも挑んでいたような時期 2002年5月
「あの頃があるから今があるんだよな〜」って思える時期はありますね。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。

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