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こんにちは、暖淡堂です。
新井白蛾「易学小筌」附録にある八卦の説明の三回目です。
今回は「離」です。
離卦は卦の形(下図をご覧ください)が、上下の陽爻の真ん中に一本陰爻が挟まれています。強い陽爻に柔らかな陰爻が守られている形です。それが、身体を鎧で守っている姿、甲冑を身に纏っている様子になります。そこから離卦には甲冑のイメージが生まれます。
同じように、外が硬い殻になっていて、内側に柔らかい内臓を包んでいるような甲虫類の象徴にもなります。
また、卦の形が網の目にも見えることから、目のイメージもあります。
離 新井白蛾「易学小筌」
離(り) 火 三 浮虚不静の解と考えるべし
離は麗である。一陰が二陽の間についている。
雉〔すべて美しい鳥の類、推して知るべし〕
蛍、蟹、亀、蛤〔以上の類より、貝、虫の外つよく内やわらかなもの類推せよ〕
日、電(いなびかり)、虹、霞、森、乾地、宮、社(やしろ)
竈(かまど)のあるところ、炉冶(ろや)のところ〔鋳物師の類〕
中女、文人、腹の大なる人、介冑(かいちゅう)士、愚痴のある人
目、心、上焦
病は熱病、時疫、眼病、心痛の類、推して知るべし
文書、甲冑、戈兵
花木、槁木(かれき)〔上の枯れた木〕
硯
焼いたもの、煎ったもの、
脯肉(ほじし)、惣じて殻のあるもの
色は赤、紅、紫
簡単な占筮法は以下をご参照ください。
引き続きどうぞご贔屓に。
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