こんにちは、暖淡堂です。
ブログやTwitterで多くの方々と交流させていただいております。
日々文章を書いているのですが、伝えたいことがしっかりと書けているか、ときどき不安になります。
文章の書き方のテキストを、ついつい手に取ってしまいます。
で、表題の本を読みました。
今回の読書で勉強になったのは以下の点です。なんとなく使っていたのですが、この本にはっきりと書かれていて、納得しました。
「は」と「が」の使い分けは公式化できる
AがB:Aに重点が置かれる
たとえば「バスが遅れた」、「太陽がのぼった」、「お寿司がおいしい」など。〜が、となっている部分に重点があります。視点がそこにフォーカスされる感じですね。
AはB:Bに重点が置かれる
「バスは遅れた」、「太陽はのぼった」、「お寿司はおいしい」と書いた場合、〜は、に続く部分に視点がフォーカスされます。バス、太陽、お寿司の部分は、もしかしたら他のものも考えられていて、その中からたまたま選ばれたものというニュアンスもあります。
「バスは遅れた。電車は時刻表どおりだった」
「太陽はのぼった。しかし、彼の一日は始まらなかった」
「お寿司はおいしい。カウンターは汚れていたが」
なんて感じになりそうです。
「君が好きだ」ならストレートですね。「君は好きだ」なら、なんだか別のことも言い出しそうな雰囲気があります。
しっかりと使い分けたいものです。
「ところ」と「所」、「もの」と「物」
ひらがな:抽象的な事柄、ひろがりのある概念、考え方など
漢字:具体的なもの、特定の場所など
たとえば「君には怪しいところがない」と「君の座っていた所に手袋があったよ」、「青春というものは一瞬の夢見たいなものだ」と「このカバンに入れた物はこわれものです」みたいな書き分けになります。
例文を考えながら、自分のセンスもいかがなものか、と不安になりますが。
「お」と「ご」の使い分けのルール
訓読みする言葉:「お」
音読みする言葉:「ご」
「酒」も「さけ」と訓読みであれば「お酒」、音読みであれば「御酒(ごしゅ)」ですね。
「超ベーシック すぐうまくなる 書くチカラ91」
高橋俊一
小論文も、ビジネス文書も、ブログもポイントは同じ
文章力を高めるための本を、結構たくさん読んでいます。
上手になっているのかな?
精進します。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
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