安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

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研究の現場を離れ サポート部門に異動して 自分の仕事のスタイルを見つめ直していた時期 2006年10月下旬

こんにちは、暖淡堂です。

 

2006年の10月頃の日記を読み直しています。

この年の7月に、山口県に転勤しています。

 

妻と、幼稚園に入ったばかりの娘も一緒に引っ越しました。

なので、娘は短期間で幼稚園を変えることになってしまいました。

 

まだ小さかったので、それほど寂しそうな様子がなかったのが救いです。

僕が気づかなかっただけかもしれませんが。

 

引っ越しの荷造りはほぼ妻が行っていました。

僕は先に辞令が出ていたので、家族の引っ越しよりも先に異動先に行っていました。

 

荷造りは大変だったと思います。

必要なものを箱詰めして、不用品は廃棄して。

 

引っ越しにともなう連絡も妻が全部していました。

今でも感謝しています。

 

その後、まだ数回引っ越ししていますが。

 

で、その年はとても暑くて、台風も何度か来て。

それらを乗り越えた後の10月。

 

僕はあちらこちら、出張を繰り返していました。

研究テーマや共同研究先を、研究所の若手の研究員と一緒に探していました。

 

それで、東京に行ったり、鳥取に行ったり、大阪、京都に行ったり、北海道に行ったりもしました。

 

自宅で落ち着いて過ごすことが減っていました。

妻と娘、二人きりで家で過ごす時間が長くなっていた時期ですね。

 

この頃、僕は真剣に自分の仕事のスタイルについて悩んでいました。

あちらこちら、移動し続ける暮らしは、時々強い疲労感に襲われます。

 

休日はできるだけ家族でのんびりと過ごしたいとずっと思っていました。

 

日記には、夢の記録がたくさん書き残されています。

疲れがたまっていて、よく眠れていなかったということかもしれません。

 

三好達治の詩集を繰り返し読んでいたのもこの頃。

「胡桃讃」という作品が日記に書き写されていました。

 

外殻堅けれども

指頭に転ずれば声あり

声はかすかにして笑ふが如し

面白きかな胡桃

内に滋味を蔵す

詩もまたかくの如くにして佳し

栗鼠よくこれを解し

双手に礼拝す

拝して食し

食し了って一閃

去って電光と化す

 

「胡桃讃」三好達治

 

この作品に深く感動し、自分もこのような創作をしたいものだと、考えていた時期でもありました。

 

by カエレバ

 

研究の現場を離れ サポート部門に異動して

自分の仕事のスタイルを見つめ直していた時期

2006年10月下旬

 

いろいろと思い悩んでいた様子もところどころに見られます。

まあ、なんとななるものだよ、と言ってあげたいくらいです。

またお立ち寄りください。

どうぞご贔屓に。

 

 

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dantandho

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