安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

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初めて海外出張した頃 イタリアとスペインを一人きりで移動した経験 2001年10月、11月

こんにちは、暖淡堂です。

 

2001年、21世紀の最初の年。僕は初めて海外出張をしました。

2001年は9.11のテロがあった年です。その直後と言ってもいいくらいの時期に、ヨーロッパに出かけました。

 

妻と、生まれてからまだ数ヶ月しか経っていない娘とを残して、出かけて行きました。

最初の目的地はイタリアのラベンナ。成田からローマまではJALで、ローマからラベンナへはアリタリア航空のプロペラ機で移動しました。

 

www.travel.co.jp

 

ラベンナは詩人ダンテのゆかりの地。それでご存じの方もいるかもしれません。

ローマ時代からの建物の残る、歴史のある街です。

 

このラベンナまでは、会社の先輩や同僚と同道。現地で打ち合わせをしました。

現地の会社のメンバーと一緒に食事をしたのですが、昼食からワインを何本も飲み、夕食にもワインをどんどん飲み、翌朝はしっかりと二日酔い状態でした。

 

ラベンナでの打ち合わせの後、僕は一人で次の目的地へ。ホテルを出た時は街が濃霧に埋もれていました。タクシーの運転手さんが、霧で飛行機の出発が遅れていると教えてくれました。

 

ラベンナの空港で少し待ちましたが、無事スペインのカステジョンに行くことができました。

カステジョンバレンシアの近くにある海沿いの街です。

 

www.spain.info

 

ラベンナからローマに戻り、ローマからバルセロナへ。バルセロナで一泊して、翌朝、会社で手配してもらったタクシーでカステジョンに移動しました。

 

カステジョンでの打ち合わせの後、夕食でまたワインをたくさん飲んでしまいました。

シーフードの美味しいレストランがあり、生のアサリを生まれて初めて食べました。

 

その夜は、カステジョンの隣にあるベニカシムという街の、海沿いのホテルに宿泊。雨の夜でした。

 

海の見える部屋で、雨が濡らす窓ガラス越しに、暗い海を見ていました。ああ、一人きりで、こんなに遠くまで来ているんだなあって、思っていました。

 

翌日はバレンシアの空港からイギリスのヒースローへ。ヒースローで無事JALに乗り換えることが出来ました。

 

JAL機の入り口で、客室乗務員さんが「おかえりなさい」と声をかけてくれました。油断していたので、思わず涙が出そうになってしまいました。

 

もう、そこから、心は家族の待つ家だけを目指して移動していました。

 

初めて海外出張した頃

イタリアとスペインを一人きりで移動した経験

2001年10月、11月

 

この出張のあとは、一人きりでの海外出張は何度もすることになりました。

他の人と行くことになると、なんとなく僕が連れて行くような感じで

それが面倒臭いので、できるだけ一人で行くようにしていたという部分もあります。

またお立ち寄りください。

どうぞご贔屓に。

 

 

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dantandho


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