こんにちは、暖淡堂です。
Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩やエッセイを続けて公開しています。
季節の変わり目に、思いがけず強い光が空から射していることに気づく。その眩しさに瞼を閉じると、網膜に数本の線が描かれている。その線描の意味しているものはなんだろう。
と 冷たい風
命を断った 彼の言葉に 震えたのは
ここ に 溜まった
小さな 水銀の 滴だけ
ほら 震えている
きぃん と 響いている
「よく晴れた朝に」暖淡堂 より
また、空の一部が剥がれ落ちて来たような冷たい風に気づくこともある。同じように見える街の風景に、いつもと違う、差異が忍び込んでいることがわかる瞬間である。
季節が移り変わるとき、一瞬の空隙に、思いがけないものが混ざり込んでいる。
旋回する曲線のイメージ 絵画の線に導かれるように
美術館や博物館で少し前に描かれた絵画を見るのが好きです。
秋、いい季節ですね。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
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