還暦記:暖淡堂

還暦前後の日々の記録を中心に

百人一首の歌人たちが生きた時代 動乱と変革の果て

百人一首の情景飛鳥川

飛鳥川

 

こんにちは、暖淡堂です。

 

週に1回のペースで百人一首歌人たちを紹介しています。

普通に一首ずつ、その和歌としての読みを説明するのではなく、それぞれの歌人たちが生きた時代を俯瞰できるような記事にしようと考えています。

 

その理由は、百人一首歌人たちが生きた時代が、まさに動乱と変革に彩られたものだったからです。

 

百人一首の一番目の歌人天智天皇。626年〜671年に生きた人でした。

よく知られているように、大化の改新の中心人物。

645年の乙巳の変に始まる大変革の主導者でした。

 

その後、白村江の戦い壬申の乱などがありました。

都は藤原京平城京長岡京を経て平安京へ。

中国の政治体制を強く意識した制度設計が行われ、実行されていきます。

 

この頃の百人一首歌人柿本人麻呂小野小町陽成院など。

政治の中心にいたのは藤原氏。次第に権勢を強めていきます。

 

やがて承平天慶の乱平将門の乱藤原純友の乱、931年〜939年)を経て、京での政治が整備されると、日本という国の広がり、境界の意識が生じてきます。

 

百人一首歌人に、皇族、政治家が並ぶのもこの時代です。

また必ずしも武家ではありませんが、平姓、源姓の歌人が現れるのもこの頃。

 

その後に起きたのが、前九年の役(1051年)、後三年の役(1083年)。

その平定で力が認められた源氏は、東国に強力な基盤を持つようになります。

 

時代はゆっくりと、やがて来る武家政権へ向けての準備を始めます。

 

当ブログでこれまで紹介した25首の歌人たちが生きた時代は、大体こんな感じです。

引き続き、百人一首歌人とその時代背景を紹介しながら、そんな時代の流れを見ていきたいと思います。

 

 

 

百人一首歌人たちが生きた時代 動乱と変革の果て

 

古典の一つ、百人一首を、歌人に注目して紹介していきます。

引き続きどうぞご贔屓に。

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dantandho
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