安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

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化育万物、謂之徳。 徳とは万物を育てるもの:菅子四篇 心術上 (8)

菅子四篇

菅子四篇 心術

こんにちは、暖淡堂です。

 

心術上の第八回目です。

徳の説明です。

 

心術上第三十六(短語十)

 

原文

化育万物、謂之徳。

 

書き下し文

万物を化育する、これを徳という。

 

現代語訳

万物を養い育てるもの、これを徳という。

 

「菅子四篇」暖淡堂書房より

 

 

<簡単な解説>

万物とは、この世の中にあるすべてのもの。

人も、動物も、植物も、その他無生物も、あるいは自然現象なども含まれるかもしれません。

それらを養い育てるもの、それが徳だと言います。

さて、そんなにすごいものを、自分が持つことなど出来るのでしょうか。

 

そのためには、心の中の余分なものを綺麗に片付けて、空虚にし、そこに道を呼び込まないといけません。

呼び込むだけではダメで、そこに落ち着いていてくれるようにしないといけません。

 

それが出来るのは聖人だけ。

やはり、簡単なことではありませんね。

 

しかし、理想の生き方は聖人のものである、と、管子心術は言います。

 

 

 

 

 

 

菅子四篇 心術上 (8) 

化育万物、謂之徳。 徳とは万物を育てるもの

 

暖淡堂書房「菅子四篇」は、Kindle電子書籍として持ち運びに便利な形で販売中。

アマゾンのペーパーバックとしても入手可能です。

 

東洋思想の源流を概観するのにも効果的な書物になっています。仏教が中国に受容され、その後禅として発展したことの背景も理解できるかもしれません。

ぜひご一読を。

 

またお立ち寄りください。

どうぞご贔屓に。

 

 

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