夏になると読みたくなる本のうちの一冊です。
過去にも読書記録でブログの記事にしていますが、今年も読んだので、今回の感想を書いておこうと思います。
最近は、同じ本を繰り返し読んでも、毎回楽しめます。
推理小説で、犯人や犯行の手立てがわかってしまったものでも十分にワクワクしながら読み進められます。
1年以上経っていたら、もうほぼ未読のものと同じような状況で。
歳をとると、経済的に読書ができます。
歳をとってわかったことでもあります。
で、椎名さんの本。
南の島で見かけた不思議な野球。
浜辺に落ちている浮き球と流木を使って遊ぶ野球です。
それに椎名さんと仲間の皆さんがハマります。
あまりに面白いので、友達に紹介したところ、やりたいという人がどんどん増えて…
気がついたら全国規模の大会が行われるようになってしまいます。
第一回の全国大会の会場が福島県金山町の原っぱ。
そこは冬になるとスキー場の駐車場になる場所でした。
椎名さんたちは浮き球野球、清冽な湧水、温泉と冷たいビールを満喫します。
ここまで読んで、僕は「ああ〜」と言ってしまいます。
ものすごくいい夏を過ごしているな〜って思いながら。
こんな夏を過ごしたいものです。
大人の夏休みを過ごしたい方、ぜひご一読を。
今年がダメでも、来年がありますよ。
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上の写真にある浮き球は、暖淡堂が家族で城ヶ島に遊びに行ったときに拾ったものです。
浮き球の現物を手にして、一層この本に描かれる夏が好きになりました。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
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