この本、初めは嫁さんが読んでいました。
それを、ちょっと借りて、先に読み終えてしまいました。
とても勉強になります。
ちょうど50代の終わりに差し掛かっている暖淡堂としては、書かれていることがほぼすべてためになることばかり。
今回の読書で学んだことは以下になります。
考えてから動く
家事を効率的に行うために、自分がこれからしようとすることを、まず頭の中で整理すること。
最初に何をして、次に何をして、と思い浮かべてから実際に動き始めます。
そうすることで、何よりも頭の体操になります。そして、無駄な動きも減らせる。
一連の動きを、上手に組み合わせると、時間の短縮にもなります。
歳をとると、何事も素早くは出来なくなるもの。
それでも自分がしたいことのために時間を作りたければ、家事は効率的に行いたい。
50代からは、時間を無駄なく使うことを意識したいものです。
小さいことから始めてみる
すっきりとした暮らしのためには、身の回りのものの整理が必要です。
それでも、たくさんのものに囲まれて暮らしていると、どこから手をつけていいかわからなくなります。
そんな時は、まず近くにあるものから手をつけます。
それも少しずつ。気が重くならないくらいの範囲で。
それを繰り返していくと、いつか全体がスッキリしていることに気がつきます。
すべてを整理できないかもしれません。
それでも、自分の周りにあるものに一通り目が届くようになると、その後の整理の進め方が思い描けるようになります。
ものの整理については、それである程度気持ちが落ち着きますね。
作業時間を見積もる
歳をとると、若い頃のように動けません。
それでも色々と自分でやらないといけない。
それを思い浮かべ、それに要する時間を見積もって、気が重くなったりします。
しかし、それらに実際にかかる時間を正確に把握しているでしょうか。
食器を洗う時間
テーブルを拭くのにかかる時間
駅まで歩くときに要する時間
ゴミ出しの時間
家事にかかる時間は、実際は数秒から数分。外に出て活動するのに要する時間も数分から数時間くらい。
その実際の時間がわかると、気が重くなるほどのことではないことがわかります。
さっさと片付けて、自分のための時間を確保することも難しくありません。
自分の行動をよく理解する。
それが充実した日々を送るための出発点かもしれません。
孤独を愛し、自立する
暮らし方が多様化しています。
誰もがパートナーと暮らし続けるということではなくなってきていますね。
それがどのような形であっても、最後は一人きりという状況は増えているようです。
そういう自分も、やがて嫁さんと二人暮らしになり、その後は1/2の確率で一人きりになります。
孤独な暮らしは避けられません。
そうなったら、どのように暮らしたらいいのでしょうか。
「自分が後になったら、すぐについていくよ」と、嫁さんにはいつも言っています。
それでも、数日、数ヶ月、一人きりの暮らしはあるかもしれません。
その時は、自分は働きながら暮らしているのか、ブログのようなもので、世の中とのつながりを保てているのか、わかりません。
読書をして、文章を書く、というのは続けていそうな気がします。
ただ、自立できているかどうか、わかりませんね。
まあ、あんまり考え込まず、呑気にやっていこうかなとは思っています。
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沖 幸子 「50過ぎたら暮らしは単純、気持ちは豊かに」老後を生きるための準備は50代に
沖幸子さんの「50を過ぎたら」はシリーズ化しています。
他の本も、読んでみたいと思います。
ドイツで暮らした経験をお持ちの方のようです。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
