また駅の本を読んでしまいました。
通勤で使う新宿駅のイメージが強いせいでしょう。
なんでこんなに人が多いのかと、腹立たしく思ったこともあります。
新宿駅の朝の通勤時間帯、自分の行くべきホームにたどり着くことが大仕事です。
職場に着くまでに、すでに大仕事を終えている感じです。
椅子で寛いでいても許して欲しいのです。
この本で取り上げられている駅のうち、自分に馴染みのあるのは以下です。
新宿駅
山手線、中央線、総武線、湘南新宿ライン、小田急、京王、東京メトロ、都営地下鉄などが集まる巨大駅です。
近くには西武新宿駅もあります。
乗り換えが大変ですが、その大変さの裏には、新宿という土地の歴史を遡る理由があるようです。
元々は江戸のはずれ。
明治維新後もしばらくは東京の外。
新宿駅は畑の中に造られたそうです。
その駅を利用する人が次第に増えて、需要に応じるように順次建て増していった結果の巨大ダンジョン。
最近は東西に通じる自由通路が出来ましたが、まだまだ迷宮の名に恥ない底知れなさが残っています。
大手町駅
暖淡堂が日本の中で好きな場所10選に堂々ランクインしている丸善オアゾ店の最寄駅です。
次の東京駅からも近いのですが、休日は、北の丸公園の駐車場に車を置いて、竹橋駅から大手町まで地下鉄で移動するのが楽なので、そのルートで行くことが多いです。
しかし、この大手町、東西線、千代田線、半蔵門線や都営三田線、丸の内線の東京駅、JRの東京駅などが隣接し、しかし、いずれも微妙に遠いという、使い勝手がいいのか悪いのか、評価の分かれる駅かと思います。
この本を読むとこの駅周辺の複雑さが理解できます。
東京駅
八重洲ブックセンターに行く時によく使う駅です。
仕事でもよく使いますね。
出先から直帰できる時は、東京駅から新宿まで中央線で移動できると早くて楽です。
この東京駅の使いにくさ、わかりにくさの要因の一つは京葉線。
他の在来線や新幹線の乗り場からはるかに遠い。もうほとんど有楽町駅だろうというところまで離れています。
ただ、八重洲ブックセンターには近いので、千葉の方に住んでいた頃はむしろ重宝していました。
地方から来てディズニーランドに行く人は、京葉線への長い長い乗り換え通路に耐える必要がありますね。
田村圭介 「なぜ迷う 複雑怪奇な東京迷宮駅の秘密」
ダンジョン再び
駅の本に、なぜか惹かれます。
新宿駅は、自分でも探検してみたくなってきています。
そのうち実行するかも知れません。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
