美唄駅を過ぎたあたりから線路の東側、ついで西側に水田が広がるようになる。
水田がどこまでもどこまでも続くような感じになっている。
やがて、私の郷里の砂川に辿り着く。
中空知から北空知にかけての土地は、灌漑溝整備などで豊富な水が使え、昔から稲作が盛んである。
北海道で作られるお米が美味しい。
もちろん、それは地球温暖化で北海道の気候が稲作に適するようになったためなどではない。
厳しい環境の中で、少しでもよい米を作ろうと努力した人たちがいたおかげである。
雪に埋もれた田圃を見つめながら、春からの作業を入念に企画した戦略と戦術との成果である。
毎年、新米の時季になると、親戚から分けてもらったお米を、年老いた両親が送ってくれる。
それが、ここ数年の楽しみになっている。
炊き上がったときの照りと甘い匂い、冷めても残る粘りと甘さ。
お茶碗の中の一粒一粒を惜しみながら食べている。
北海道の北空知 砂川は米どころ
おこめ、食べましょう。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
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