安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

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小杉俊哉・神山典士 「組織に頼らず生きる 人生を切り開く7つのキーワード」 2004年から今までで何かが変わったのか?

この本が発行されたのが2004年。

書かれている内容が、「働くことの意義」、「自己実現」、「個の自立」、「キャリア」、「自己実現」。

いずれも、今日でも自己啓発書のテーマであり続けています。

この当時から、変わっていないということですね。

息の長い問いであるということかもしれません。

 

表題にある7つのキーワードは、以下になります。

 

1.自己理解 2.認知 3.バイフォーカル(複眼思考) 4.リスクテイクとリスクヘッジ 5.自己成長欲求 6.自己表現 7.ギフト(天から授かった才能、資質)

 

これらについて、著者らがインタビューした7人の実例をもとに、解説されています。

 

この本で学んだことは以下になります。

 

大きすぎず小さすぎない「自己イメージ」

「身の丈に合った」といわれると、多くの人が実際の自己イメージを過小に見積もりがちです。大きすぎるくらいを意識してちょうどいいのかもしれません。

一番は大きすぎず小さすぎない、言葉の意味通りの「身の丈にあった」イメージ。それが、自分の状況と合致していると、落ち着いた生活を送れると思います。

 

「自分をよく見せようとしたり、繕おうとしたりせず、肩の力を抜き、自分自身を解放した状態で自分の持ち味をそのまま出すということ。そんな時、人からはオーラが出ているように見える。」

 

ちょうどの自分を生きるというのが理想ですね。

 

仕事で自己実現

自分のやりたいことが、会社の事業方針や仕組みの中で実現できる場合、会社の仕事に積極的に取り組んでそれを実現させるというのもありです。なければそれを会社内に作り出すということもよいと思います。

ただ、だからといって、会社の仕事で成果をだすことが自己実現である、ということにはなりません。どうしても方向性が違えば、会社から離れてそれを自分の力で作り上げるということも必要になります。

 

会社の仕事がどうしても自分の求めるものと違うとき、しかるべきタイミングをまって、自分の足で歩き始める。そんなとき、この本はきっと背中を押してくれます。

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小杉俊哉・神山典士 

「組織に頼らず生きる 人生を切り開く7つのキーワード」

 

 

自己啓発のテーマは、この先もしばらくは変わらないのでしょうね。またお立ち寄りください。どうぞご贔屓に。

 

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