安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

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モーリス持ってスーパースターに憧れてた

Bloggerの記事を修正して引っ越しました)

 

中学生になると、猛烈にギターが弾きたくなった。

両親に相談すると、父が知り合いからギターを貰ってきてくれた。

それがクラシックギターだったので、悲しくなった。

エレキギターか、それでなければせめてフォークギターにして欲しかった。

 

そのギターの絃が、すぐに切れてしまった。

素直にナイロンの絃を張ればよかったのだが、無性にスチールの絃を張りたくなってしまった。

それで、普通のライトゲージのセットを買ってきてもらい、それを張った。

 

結果は数日で出た。

ネックが反ってしまったのだ。

絃とフレットの間に指数本分の隙間が出来てしまい、どのように押さえてもきちんと音が出ない。

そもそも弾き始めなので、コードなどは押さえられない。

どれか一本の絃を一か所押さえるのが出来ないほど、絃が浮いてしまったのだ。

 

そのギターは放置された。

僕は心の中で泣いていた。

ギターを貰ってきてくれた父は、もっと悲しかっただろう。

 

その後、父と母はクリスマスにギターを買ってくれた。

フォークギターの2万円くらいのクラスのものだ。

ブランドは「モーリス」。

当時、ラジオで「天才、秀才、バカ」を聞いていた僕としては、どうしてもゆずれないところだった。

 

それから僕は、スーパースターになることを夢見て、毎日ギターを弾き続けた。

 


www.youtube.com

 

ギターを弾き始めた頃

モーリス持ってスーパースターに憧れてた

 

最初に手にしたギターは、その後鮮やかに粉砕されました。

父には悪いことをしたと反省しています。

父には、悪いことばかりしてきたような気がします。

またお立ち寄りください。

どうぞご贔屓に。

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dantandho

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