こんにちは、暖淡堂です。
クラフトワーク、ご存知でしょうか。
「モデル」は名曲です。
カバーもたくさんされていて、それぞれに格好良いです。
中学生の頃、よくYMOを聴いていました。
とても格好よかったのですが、それは、演奏する人たちのスタイルが(近)未来的だったからなのだなあと思っています。
テクノカットという髪型が流行りましたよね。
10年くらい経つと、みんな細野さん、坂本さん、高橋さんみたいな服装や髪型をしている人が多くなるのかなあ、なんて。
でも、そうはならなかったですね。
自分もしませんでした。
あの頃、とても未来的なファッションに見えたものは、実際の未来を先取りしていたのではなく、「未来的もの」だったような気がします。
本当の未来ではなく、「未来っぽいもの」ですね。
テクノカットも、未来っぽい。
今でも十分に未来っぽいです。
それって、いつまでも変わらないかもしれません。
テクノって、ファッションと結びつくものなのだなあ、と、このクラフトワークの「モデル」を聴いてなんとなく納得します。
必ずしも「未来的」なものでなくても、なんらかのスタイルと結びつくのだと。
それが「過去」を感じさせるものでも、違和感なくつながりますね。
「今」ではない時間にあるようなものと馴染むような。
英語を母国語としない人たちの「英語」の歌というのも、印象的です。
それが、テクノという音楽にマッチしています。
人それぞれのルーツから、少し外れたところ、みんながいる「ここ」から離れたところ。
そんなところにあるもののような。
テクノは結局、「今」でなく、「ここ」でもないもののようです。
クラフトワーク 「モデル」
ようこそお越しくださいました。
クラフトワーク、懐かしいです。
YMOが好きで、他にテクノがないだろうかと探して、クラフトワークに出会いました。
このオフィシャル動画はYouTubeで初めて見たのですが、曲の雰囲気とピッタリですね。
気に入って、よく見ています。
いかがでしょうか。
またどうぞご贔屓に。
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