こんにちは、暖淡堂です。
僕は北海道砂川市で生れ、18歳で旭川の大学に進学するまで暮らしていました。
夕張山地につながる山々を東側に、石狩川を西側にもつ細長い街です。
西の先には雄大なピンネシリやその周辺の山脈も見えます。
まっすぐ伸びた国道12号線の直線部分が終わる北端の街でもあります。
函館本線が並行して走っています。
古くは炭鉱を利用した工業や交通の要衝として栄えました。
現在は、農業を中心に、スイーツや化粧品などの産業で頑張っているようです。
暖淡堂の、愛すべき故郷です。
で、今回は、砂川の名前の由来を紹介したいと思います。
砂川の名前の由来
北海道にはアイヌ語を意訳した地名が多く存在します。
砂川もその一つ。
アイヌ語で「オタウシナイ」と言われていた地域になります。
「オタ」が砂、「ウシ」が多い、「ナイ」が川。
街の中を流れる「パンケオタウシナイ川」、「ペンケオタウシナイ川」などがあり、砂が河岸に多い土地だったのでしょう。
周辺に、炭鉱で発展した歌志内がありますが、こちらはこの「オタウシナイ」の音を漢字表記したものと思われます。
炭鉱と石狩川で発展した町
砂川の名前の由来をご存知ですか?
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砂川で生まれてから高校生までの期間を小説にしてみました。
是非ご一読ください。
舞台は炭鉱で採掘された石炭と石狩川の水を利用した化学工場を中心に発展した小都市。
北海道入植者の系譜につらなる家庭に生まれた少年は、そこで、多感な少年時代を過ごし、成長した。
高度経済成長期に続く昭和40年代、50年代。
時代が大きく変わり続ける中、少年はやがて家を離れて一人きりで生きていくための心の準備を始める。
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