還暦記:暖淡堂

還暦前後の日々の記録

砂のクロニクル 船戸与一 30年物

就職した年に買った分厚い本である。

 

何度か読みかけて、そのたびに何かの理由で中断してしまった。

そのうち、書棚にあるが、読まない本になっていた。

いつかまとまった時間があれば読もう、そう思う本だった。

 

去年の春、思いがけずまとまった時間ができた。

ひまにまかせて、書棚の本の埃落としをした。

そして、再会した。

 

机の上に置き、一番初めから読み始めた。

読み終わるまでは、ほぼ読書以外していなかったが、一日では読み終わらなかった。

本を開いている間、自分は中東の砂漠の中で呼吸をしていた。

 

読み終えて、本を書棚に置いたとき、とても強い酒を飲みたくなった。

 

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砂のクロニクル 船戸与一

 

 

 

砂のクロニクル 船戸与一

 

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dantandho

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