安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

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2023-01-01から1年間の記事一覧

昭和の砂川ボーイズの夢の国「ゲンサン堂」は、お茶屋さんになっていた 2023年12月8日 午前11時30分頃

こんにちは、暖淡堂です。 2023年12月8日(金)の午前11時30分頃、家族や会社の同僚へのお土産を買うついでに、砂川の街中をお散歩していました。 で、通りかかったのが「ゲンサン堂」があったところの辺り。 昔、おもちゃ屋さんでした。 化粧品も売っていた…

電車内に入ってからの効率的な動線 通勤の時いつも思うこと

こんにちは、暖淡堂です。 通勤時の電車内での時間が、もっと過ごしやすいものになればいいなと、ずっと考えています。 最近は、車内のディスプレイなどがずいぶんよいものになって、見るものがないときは時間つぶしになっていますね。 でも、ほとんどの人は…

小学校入学の時期が近づいた頃のこと 【沙河20】

登園を拒否し続けて、引きこもり状態の園児だった僕も、小学校入学の準備をしないといけない時期になりました。 それでも、相変わらず一人きりで遊んでいました。 幼稚園に通っていなかったので、ひらがなを他の子どもと同じように書くということができてい…

【現代詩】「距 離」 自然との境界が揺れているイメージ 現代詩の試み

距 離 朝 目覚めて ホテルの部屋の 窓ガラスに当たり 砕けながら滑り落ちる 雪に気づいて 感じたのは 寒さ ではなく 遠さ、だった 灰色の建物の壁に囲まれた空間を 雪が舞っていた とても静かだった そして 不意に 一人きりだった ***** ミュンヘンのホ…

ソメスサドルの皮の折り紙ってあるようです 北海道砂川市に拠点があります 【見たことない】折り紙の世界 ~有隣堂しか知らない世界139~

こんにちは、暖淡堂です。 以前の「有隣堂しか知らない世界」で、以下が紹介されていました。 「皮の折り紙」 紙ではないので、言葉と実物がちょっとずれていますが、まあ、大体理解可能ではあります。 www.youtube.com 紹介されているのはソメスサドル。 北…

北海道砂川市にある洋菓子店ナカヤのアップルパイ 焼き立てを食べてみました 2023年12月8日 午前9時50分頃

こんにちは、暖淡堂です。 2023年12月8日(金)の午前9時45分頃、ナカヤでアップルパイを購入。 焼き立てを入手しました。 ガラスケースの中が、少し湯気で曇るくらいの出来立てでした。 「まだ暖かいので箱の蓋は閉めていません」とお店の人に言われました…

「瀬を早み 岩にせかるる 滝川の」 崇徳院 騒乱の時代前夜

百人一首第77番目の歌の作者は崇徳院すとくいんです。 前回の藤原忠通とともに保元の乱の中心人物。 崇徳院は騒乱の敗者となります。 今回は崇徳院について紹介します。 崇徳院とは 生年1119年、没年は1164年。 第75代天皇です。 鳥羽天皇の第一皇子。 母は…

砂川 空知平野の北端 冬の雪 子供はこんなふうに遊んでいた

子供の頃は、雪が少しでも積もるとウキウキした。 寒くなろうが、移動の苦労が増えようがお構いなしだ。 身づくろいをして、外に飛び出す。 少し遅れて、妹もついてくる。 雪が吹き溜まっているようなところを見つけると、たまらなく嬉しくなる。 勢いをつけ…

砂川は僕の「とてもちいさなまち」 2023年12月8日 午前9時10分頃

こんにちは、暖淡堂です。 両親にたくさんお酒を飲まされたのですが、翌朝は早く目が覚めてしまいました。 おそらく、慣れない電気毛布のおかげで、ずっと過剰に暖かかったせいではないかと思っています。 両親と朝食を済ませた時点で午前8時前。 テレビの衛…

【現代詩】「気 配」 自然との境界が揺れているイメージ 現代詩の試み

気 配 夜の 暗闇の中で 息を潜めていた その時 身体の表面を ざわざわと激しく 波立たせたのは 深い底から 沸き上る瞬間を ひっそりとうかがう 黒い毛皮の 獣の (…ケハイ… ***** 自然と人間の生活との境界が振動しています。 雪の処方箋 (暖淡堂書房) …

理系の人間として歩き始めた頃 豊沼-砂川(三十二)

中学生になった頃から、うまく説明できない不安を、時折感じるようになった。それは「いつか、この家を出ていくんだろうなあ」とか、「二一世紀になるときには僕は何をしているんだろうか」ということを考えるようになった。ちょうど時期を同じくして、数学…

小雨模様の砂川に到着 夕暮れ時は間近 2023年12月7日 午後16時少し前

こんにちは、暖淡堂です。 深川、滝川と通過して、砂川に到着。 16時少し前です。 旭川から大体40分くらい。 ずっと窓の外を見ていました。 あっという間に着いた感じがしていました。 外に出ると、さすがに寒い。 自宅から羽田空港まで、暑いのをガマンして…

雨上がりで薄陽が差した深川駅 思い出すこと 深川桜山レジャーランドなど 2023年12月7日 午後15時30分頃

こんにちは、暖淡堂です。 帰省の途次、深川を通過しました。 深川では、いくつかの思い出があります。 一つ目は、国道12号線沿いにあった深川温泉ホテル。 僕はここの温泉に家族で遊びに行って、お風呂で溺れかけたことがあります。 その辺りは本ブログの…

戸惑いの旭川駅 それでも無事乗れた 2023年12月7日 午後15時

こんにちは、暖淡堂です。 北海道帰省の道中記の続きです。 旭川空港からJR旭川駅までバスで移動しました。 バスの窓から、雪に覆われた畑が雨に打たれている風景をずっと見ていました。 家と家との距離が大きいですね。 孤立しているので大きさの感覚がわか…

雨混じりの旭川空港 2023年12月7日 午後14時

こんにちは、暖淡堂です。 数日、北海道に帰省していました。 急足での滞在だったので、帰宅してぐったりしています。 滞在期間は2023年12月7日(木)の午後から12月9日(金)の午前中まで。 その間に、移動しながら少しだけ写真を撮ったので、順番に記事に…

【現代詩】「風にしなる」 ただ立ち尽くす男のイメージ 現代詩の試み

風にしなる 枝も葉も 何もかも 落としてしまった 竹のような男が 風に吹かれ しなる しなる 風を切る音を あたりに 撒き散らして 足を地面に踏みしめて しなる しなる 湿った 雨をはらんだ風に 煽られて 太い うなり声を 吐きながら しなる しなる しなる 枝…

「何処へ」 アリス 故郷で、来し方行く先を想う

こんにちは、暖淡堂です。 数日、北海道に帰省しています。 今日はもう神奈川に帰ります。 少しの時間でしたが、両親の顔を見ることができました。 帰省して、両親に会うと、いつも思うのです。 「自分も確かに老いている」と。 で、今回の帰省の道すがら、…

砂川の四季 クリスマスを楽しみにしていた頃のこと

こんにちは、暖淡堂です。 昭和40年代の後半、空知平野の北にある砂川には12月初めには根雪が積もりました。 子供だった私は、次第に積もり上がる雪にかこまれて、学校に通い、遊び、そしてクリスマスやお正月のことを考えて暮らしていました。 そして、年末…

幼稚園の運動会で、知らないうちに徒競走に参加していたこと 【沙河19】

その日、幼稚園に連れ出されましたが、他の子供たちとのファーストコンタクトはうまくいきませんでした。 それでも、すぐに帰ることはできず、始まった運動会とは距離をとりながらそこにいました。 幼稚園の先生の提案だったのでしょうか。 気づけば徒競走に…

【現代詩】「今年の雪」 雪があるからこそ 現代詩の試み

今年の雪 子猫が駆け回った あの秋の田の上に 雪が厚く深く 降り積もった この雪もまた春には溶け 田に張られた水は 陽に照らされて温むのだろう 夏には咽かえるほどの 稲の息を嗅ぐのだろう いつものように また季節は巡るのに 今年の雪は どうしてここまで…

ドローン宅配はぜひ早期の実現を 定年後の生活を思う

こんにちは、暖淡堂です。 ドローンを使った宅配の実証実験が行われたようですね。 drone-journal.impress.co.jp 場所は奥多摩のようですが、それ以外のところでもぜひ実現していただきたいものです。 テレワークをしていて感じるのですが、日中はとてもたく…

定年前の出向は 定年後の転籍織り込み済みのようで 何歳まで働くかなあ

こんにちは、暖淡堂です。 定年前に出向することを打診されて、色々と考えていました。 出向先で定年を迎えることになりますが、その時点で今の会社に籍を置いたままシニア出向するのと、出向先へ転籍することとで選択ができるようです。 定年時の選択肢 今…

「回想電車」 赤川次郎 ふと、自分の暮らしを振り返ってみる

こんにちは、暖淡堂です。 今回は赤川次郎さんの作品を紹介します。 「回想電車」。 短編集です。 * 夫が女子高生に暴行した。そんな噂が近所に流されたとき、妻はどう日々を過ごせばいいのか(自転車置場に雨が降る)。ある朝、玄関口に刑事が現れる。夫の…

【現代詩】「緩やかにずれる」 すれ違う異国の匂いのイメージ 現代詩の試み

緩やかにずれる 夏の夜 しつこく続く歯茎の痛みが 「私」の中の何かをざわつかせ それに激しく促されて 不意に 前のめりになりながら 遥かな涯の叫び声を聞きながら 「私」と「身体」が 緩やかにずれる 痛みとともに 置き去りにされたのは 「私」、の方だっ…

「わたの原 漕ぎ出でて見れば 久方の」 法性寺入道前関白太政大臣 闘争の日々の中での心の解放

百人一首第76番目の歌の作者は法性寺入道前関白太政大臣ほっしょうじにゅうどうさきのかんぱくだいじょうだいじん、藤原忠通です。 藤原忠通は保元の乱の中心人物。 弟の藤原頼長と闘い、藤原氏の頂点に立ちます。 動乱の時代の中心で生きた人です。 今回は…

「寒北斗」 さだまさし 帰省の季節に

こんにちは、暖淡堂です。 年末になると思い出す歌。 さだまさしさんの歌がまず筆頭に上がります。 さだまさしさんの歌には帰郷をテーマにしたものが何曲かあります。 「寒北斗」もその一曲。 この歌の主人公は年末に帰省します。 しかし、この年は普段とは…

ギターと教育実習生 豊沼-砂川(三十一)

中学校の体育館は大きくて、薄暗くて、寒かった。入学式、卒業式の時には来賓席近くに暖房器具が置かれていたが、生徒は寒さにじっと耐えていた。生徒用の玄関が体育館にあるステージの向かい側にあった。その玄関の脇に階段があって、それを登ったところに…

東京ロードレース2023コースの一部分と青空と紅葉

こんにちは、暖淡堂です。 今日は良い天気でした。 遅めの朝食を済ませた後、近隣をお散歩してきました。 今日は東京ロードレース2023が行われていましたね。 僕と妻がコースになっていた南多摩尾根幹線道路(通称:尾根幹)が見下ろせるところに行った頃に…

冬至前の日々を心穏やかに過ごそうとしています 来年は変化のある一年になりそうです

こんにちは、暖淡堂です。 本格的に寒くなってきましたね。 皆様、どうぞ風邪などひかずにお過ごしください。 この歳になって、改めて思います。 健康第一です。 で、今回は最近自分に起こっていることをまとめておきたいと思います。 いつか自分で読み直し…

【現代詩】「ベンチ」 すれ違う異国の匂いのイメージ 現代詩の試み

ベンチ 目の前をたくさんの人たちが通り過ぎていく僕はベンチに腰をおろしたままそれをただ見ている少しだけ目を閉じてみる異国の言葉が周囲を埋めていたことに気づくそしてここが僕のあの国につながっていることにもきっと、あの部屋で僕の家族も目を閉じて…

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