2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧
コナンドイル、エラリークイーン、ディクスンカー(カーターディクスン)、ヴァンダイン、F.W.クロフツ、ハリイケメルマン、カストンルルー。 彼らに先だつ、ポーである。 今から30年程前、島田荘司さんや綾辻行人さん、法月綸太郎さんたちが活躍していた。…
この記事は暖淡堂の別のブログ「易の言葉で穏やかに暮らす」に移転しました。約2秒後に新記事へ移動します。移動しない場合はココをクリックしてください。 // 現在のurl var href = window.location.href; // 記事ページのurl正規表現 var re = new RegExp(…
今日は天気が良かったですね。 午前中に家を出て、嫁さんと二人で夕方まで歩いていました。 稲城市の方から府中市側に多摩川を渡って、競馬場の周囲を歩いてから戻ってきました。 今日の歩数は16,300歩。明日は心地よい筋肉痛を味わえそうです。 今日の歩数 …
タイに住んでいた頃、日本に一時帰国して本屋さんに行くのがとても楽しみだった。 タイでも日本の本は買えたが、値段が2~3倍した。 なので、日本に帰ると、本が安く感じた。ついつい買い過ぎてしまうこともあった。 娘からのリクエストの本を探して、普段…
混み合った電車での通勤、正直しんどいですね。 これを避けるためには、個人的に時差出勤するというのも手ですが、社会的インフラがこうなっていたらいいな、と思うことがあります。 線路に沿って動く歩道がずっと続いている 屋根付きの動く歩道を線路沿いに…
就職した頃、他にすることもなく、打ち込むべき仕事もなかったので、本を読んでばかりいた。入社したての会社には、友だちもあまりいなかった。 最初の勤務地は千葉県内の内房にある街だった。 そこでは、椎名さんの小説に出てくる風景の断片を、そのまま見…
こんにちは、暖淡堂です。 占いを自分でやってみたい方は多いと思います。 暮らしの中で、なにかを判断しないといけないとき、選ばないといけないとき、など。 そんな場面では、自分の考えの参考になるものが欲しくなりますよね。 占いだとどうなるのかが知…
これも、ある意味SF(Speculative Fiction)である。 アゾットという国の諸々の事物を記載した事典である。 時々、我々の知る国の出来事も比較対象として現れる。 ほとんどそれは揶揄されるためでもあるが。 「過客」と「検問官」、それと「詩人」。 雲母の薄…
こんにちは、暖淡堂です。 コロナの感染が収まって来ているかな、という感じですね。 世の中の経済活動もゆっくりと再開されつつあって。 でも、まだ次の大波が予想されていて、心が落ち着きません。 おまけに、今シーズン、インフルエンザは「大きな流行を…
この本は、二度買っている。 はじめはカッパノベルズ版。二度目がこの光文社文庫版である。 主人公の吉敷竹史が、別れた妻通子からのメッセージに導かれるように、東北へ、さらに北へと向かう。道東に辿り着いた吉敷は奇妙な事件に遭遇し、同時に通子の窮状…
こんにちは、暖淡堂です。 前回は、道はすぐ近くにあるのに、それを自分のものにするのはとても難しいという内容の文を読みました。 前回の内容は以下になります。 dantandho.hatenadiary.com 今回は、自分のものにするのが難しい道(神と重なります)を、そ…
この本は、11年前、バンコクの伊勢丹にあった紀伊国屋書店で購入した。 ちょうどその頃、タクシン派と反タクシン派との衝突があって、赤Tシャツと黄Tシャツのチームに分かれて、それぞれ夜毎に大宴会のようなことをしていた。 バンコク市街地はところどころ…
こんにちは、暖淡堂です。 前回は、指導者は人々と一緒になって騒ぐな、一歩退いて世の中の動きを見よ、という意味の文章を読みました。 前回の内容は以下になります。 dantandho.hatenadiary.com 今回は、そんな指導者が理想とする「道」の在り方を述べた文…
今年の夏休みに、家族で三浦半島の先端にある城ケ島に遊びに行った。 とても暑い日で、海の水に触れたかったので、城ケ島公園の岩場に下りた。 そこで硬質の発泡スチロール製と思われる穴あきの球を拾った。 これはまさしく、椎名さんの「海浜棒球始末記」に…
こんにちは、暖淡堂です。 皆さんは、週初めの仕事用のメールボックスのチェック、気が重くありませんか? 暖淡堂は、いつも気が重いです。 月曜日の出勤時など、足取りも重くなります。 でも、こんな風に作業するとちょっとだけ気が楽になります。 週初めの…
鎌倉幕府末期の混乱、南北朝の対立、室町幕府による統治。 太平記によって描かれる動乱の時代には、多くの綺羅星が輝き、流れていった。 本書は北方謙三さんによる太平記物の一冊。 主人公は北畠顕家。 本書に出会って、貴族であっても武士を率いて戦をして…
こんにちは、暖淡堂です。 ゆっくりと読んでいる心術、今回は8回目です。 前回は、人々の能力を十分に発揮させよ。指導的立場にある者は、別にやることがあるのだ、という感じの文章でした。 今回はまた指導者の心得になります。 現代訳管子四篇: 黄老思想の…
椎名さんの本は、「怪しい探検隊」モノや「赤目評論」モノから読み始めた。 ダラダラと読み続けていたが、ガツンとぶつかるような手ごたえがあったのがこの本。 独身で時間のあったときだったので、ほぼ一気読みに近い形で読み切った。 椎名さんは、世界中を…
こんにちは、暖淡堂です。 心術を少しずつ読み進めています。 前回までは、上に立つ者の心の在り方が、従う人たちにどのように影響を及ぼすのかが書かれていました。 では、指導的立場にいる者はどのように従う人たちと接するべきか。 それを述べた文章が続…
どこかで、西村寿行さんの小説が「まとまりのない〜」と批評していたのを読んだことがある。 まとまりのない、という部分はある程度認めてもいい。 なんであれば、荒唐無稽な、と言われても、そうかもしれないと思う。 しかし、それはある意味、芸としてのも…
こんにちは、暖淡堂です。 管子四篇の心術の紹介、6回目です。 心が欲で満ちてしまえば、目や耳はものごとをありのままに捉えることが出来ない。 前回はそんな内容でした。 今回は、それを国や会社のような組織に当てはめて考えます。 管子四篇 (暖淡堂書房)…
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こんにちは、暖淡堂です。 管子四篇の心術、5回目です。 今回は、心の状態がどのように身体の器官に影響を及ぼすのかについて書かれた部分を読みます。 嗜欲充盈、目不見色、耳不聞聲。 嗜欲充盈 目不見色、耳不聞聲 欲望が妨げるもの 嗜欲充盈 嗜欲しよくと…
就職した年に買った分厚い本である。 何度か読みかけて、そのたびに何かの理由で中断してしまった。 そのうち、書棚にあるが、読まない本になっていた。 いつかまとまった時間があれば読もう、そう思う本だった。 去年の春、思いがけずまとまった時間ができ…
こんにちは、暖淡堂です。 中国の古典「管子四篇」の「心術」を紹介しています。はるか昔の人が書いた文章を読みながら、時代を超えて語りかける声に耳を澄ましてみましょう。 管子四篇 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 Amazon 心處其道、九竅循理。 この漢字八文…
こんにちは、暖淡堂です。 「管子四篇」の中の「心術」を、ゆーっくり読んでいます。 この「心術」には、現代を生きる私たちにも響く言葉がたくさんあります。 まだ、冒頭の漢字十七文字しか読んでいませんが、ここでおさらいします。 この後を読み進めるに…
黄老思想の源流:老子 こんにちは、暖淡堂です。 古典からは様々なものが学べます。古典を読んでいると、今、書店で売られている本に書かれているような内容のものが、すでに2000年以上前にもあったりします。2000年以上にわたって書き続けられている内容っ…